楽器チックなスピーカーを作ってみる その4


いよいよ仕上げ!ニスを塗りまっす。
最初の一回目は木の目を埋める為の「目止め」の為、塗ったら半乾きの状態で全体を目の細かいペーパーで磨くよ。磨いた時にでる粉がニスと一緒に目の中で固まって表面がツルっツル〜になるってワケね。一般的には400〜500番って言われてるようだけど、オイラは状況をみて適当に選んでる。180番とかでも全然オッケーだったりするしね。
今回は年代物な感じにしたいので、ウレタンにクルミの渋を混ぜて色を作った。薄いのを何回も塗っては磨いて塗っては磨いて…を繰り返す。ウレタンのニスってすぐ乾くから、塗ってちょっと待って粘度が高くなったら糸クズが出ない布で余分なニスを拭き取りつつ軽く磨いて…ってしてる。そうすると、薄く塗り重ねられる。


ニス塗り完了。インプット用のジャックも取り付け。


スピーカーをセット!


実際の演奏では自分に向けて斜めに置きたいので、それが出来るように背面に足をつける。
使わない時は折りたためるように蝶番で設置。こういうグラグラしたモノって実際の使用時に振動でノイズが出るかも知れないけど、スピーカー自身の重みでグ〜っと押し込まれてるし、このスピーカーでは凄い大音量を出すわけでも無いので問題なし。


横から見た図。


横向きにも置けるし…


縦向けにも置ける。

という感じで完成!