パーカッション用の弓 その6

弓の本体は出来たので、いよいよ毛を張りまっす。
素材はアクセサリー用とかで売っている細いナイロンの糸。通常は直径0.25mmとか、その辺を使用。


まず、木にフックを打って、それに糸の両端を引っ掛けていってグルグル巻いて束を作るところから。長さが丁度良くなるように現物を横に置いてどの位の長さが必要か?目測で図りながらフックを打ちまする。長過ぎたら切れば良いので、ちょっと余裕を持って長さは取ってある。


で、次にエポキシで端を固めるんだけど、弓の毛用としては平面を作る感じで固まって欲しいので、平らに成るようにブリッジ的な何かを挟む、と。


エポキシを糸同士の間にちゃんと入るように塗るんだけど、単にエポキシを塗っても硬化後にはバラけてしまうので、それをまとめて固めるために手頃な大きさの布の切れ端をグルリと巻いて、その布ごと固めちゃう。ちなみに写真を撮り忘れたのでこの前に試してみた糸(素材忘れた)の時に取った写真。


硬化したカタチが辺に凸凹にならないようjにクリップで挟んでおく。硬化後にブリッジにしてある木とか色んな所にくっついてしまわないように、樹脂を塗るトコロの周りはビニールで囲んでおくと、硬化後にポロッと剥がれるよ。ビニールはある程度の厚みがあれば何でもOKだと思う。ちなみに今回使ったのはネジが梱包されていた厚手のビニール。写真は上のと同様…。



固まったのはこんな感じ。


で、反対側も同じことを繰り返すんだけど、万が一何かがあっても糸がバラけてしまわないように、とりあえずマスキングテープで貼っといた。折角貼ったものがバラけると修復不可能になって無駄になっちゃう事が殆どなので、端っからバラけ無いようにしておくのが良いかな、と。


で両端が固まったら、いらないところをカット。


固定用の紐を装着して、こんな感じで、毛自体の準備はOK。


装着!の図。
中のフックがねじ式になってて締められるという構造。


装着したところで、摩擦を多くする為にナイロンの毛をヤスリで擦りまっす。
ナイロンを張るとツルツルで使いにくい…と言われているけれど、毛で言うトコロのキューティクルにあたるものを作ってあげれば、それなりに大丈夫。
毛の長さ方向に対して垂直方向にヤスリをかけてやれば、なんちゃってキューティクルの出来上がり。
ちなみに400番を使った。
そもそも毛を張る理由はキューティクルのウロコで摩擦が増えて引っかかるってのと、そこに松脂が保持できるからという理由なんだよね。余談だけどキューティクルの向きって一方行だから、毛のキューティクルの向きが交互になるように張らないと、一方向の動きでしか音が出せないようになっちゃうみたいね。


って事で完成!!
前から超アップ。


ヒップをクローズアップ。
この見えてるネジを回すと毛のテンションが変えられる。


全体像。