パーカッション用の弓 その3


前回の最後の工程で指で触った感じがスムーズになり、全てのラインが矛盾なく繋がる感じになったよ。これからは仕上げの工程に入るっす。
 
 
 

こういう感じ。
 
 
 

基本的な成形が出来たとは言え、まだまだ成形した際に削った後が全体に残っている状態。これからはコレを落としまっす。とはいえ、この状態でツルツルな状態に持っていっても塗装関係をすると、この木材は水分を与えると毛羽立っちゃってやり直しになるし、色を重ね塗りする場合、何度も全体的にヤスリがけをする事になる(この辺は後述)ので、その工程を踏まえると、着色の工程前は単純に細かいトコロの修正って感じ。
 
 
 

曲線の内側にヤスリがけする場合、こうやって丸い棒にヤスリをテープで貼って…


グルグルっとして使う事が多いね。


こうやって棒ヤスリ状になった部分を全体的に使うようにしてあげると曲線上にある”ノイズ”チックなモノが消せるし…
 
 
 

こうやって一部分だけあてて使うと細かいトコロが修正できる、と。
 
 
 

この工程では40番とか50番のペーパーを使うねぇ。
今回は余ってるディスクサンダー用のヤツを使用。
ディスクサンダーとかベルトサンダーとか用は丈夫で長持ちするから手でヤスリがけするときも結構多用するかもなぁ。この手の、中心に穴があってネジ止めするタイプはヤスリの面自体がヘタって無くても、止めてある中心部から破けて来ちゃうんだよねぇ…。まだまだ使えるのにさ。これもそういう感じね。
 
 
 
 
 
 

こうやってカーブに合わせて曲げてかけてあげると断面がキレイに馴染むんだよね。
 
 
 

この写真は撮影用に片手でやってるけど、両手でこう言う風な曲面をしっかり作ってヤスリをあててあげると、縦横両方のラインがキレイに繋がるね。