2号機用の駒 その1

結構前の事になるけど、エレクトリック・コントラバス2号機の駒を作ったので紹介。

素材はマホガニーの様な見た目の赤い木。結構掘削しやすいから柔らかい木なんだろうけど、多分マホガニーの代用品として使われてる。いずれにせよオイラはコレを使った時の音が気に入ってるから所々に使ってる。

まずは方眼紙に実寸台で図を書いてコピー。それをスプレーのりで材木の方に貼っちゃう。で、それを元に切ったり削ったりしていくというのが最初の段取り。なぜコピーをとって使うかというと、そうすれば失敗した時とか、他の素材を試したくなった時にもう一度同じ寸法で作れるじゃん。

まずは上記のように方眼紙に描いてコピーした原寸図を木に貼り付ける。

で、色んな所を大雑把に普通のノコで直線的に落としていって細部は後ほど見る感じ。
ただ、弦が通るサドルを載せる部分は一発勝負な感じで一度で落としちゃったほうが実は後々ラク。その方が後から修正する際も手間が少なくって済むんだよねぇ。各面に切り取り線を引いてそれに沿って普段よりちょっと気を使いながらノコを引けば良いだけだからさ。まぁ、単に良いモーターツールを持ってればそんな事は関係なく速く正確にできちゃうんだろうけど、集中力のトレーニングって事で…。

大雑把ながらも段々と全体像が見えてきた。