楽器チックなスピーカーを作ってみる その2

スピーカーユニットがネジ止めできるように表板の裏面に材木を接着。そういえばギターのサウンドホールの周りの内部もこんな雰囲気だったな…。

こういう大きくは無いパーツを接着する時は、板でも何でもいいからこうやって全体を覆うもので挟んでそれ同士にクランプをかければ全体にムラなく力がかけられるよ。

とりあえず余分なところを削る。
これはオイラの個人的な意見だけど、いろんな部分のカタチが直線的だったり均質だったりでは無い方が、全体的にバランスの良い音が出ると思う。均質や均等だと内部の反響も特定の周波数に偏るってワケ。だから精密に「対称」とかは音としてはあまり良くないと思う。
そういうワケでとりあえず角は全部丸くする、と。音の発信源からいろいろな「距離」を作る、みたいなイメージね。見た目もなんだかカワイイし一石二鳥。
そういう感じなので、弦楽器とかの、あの無駄とも言える位の装飾のあるフォルムも音的には意味があるとオイラは思っている。見た目は左右対称だけど、内部構造は左右非対称だから、それでいろんな「距離」ができてる、と。

お次はバスバーの作成。とりあえず大雑把にノコで切り出して、いつものように接着。

このバスバーも上述のように削って丸くする。低音がより響きやすいようになるべく少ない本数で…って事で、一本だけにして、周りと距離が均一になってしまわない様に、今回は斜めに着けてみた。
板右下の丸達は、どこにどうやってサウンドホールをつけようかなぁ…という思案の跡っす。

裏板部分も魂柱が当たるあたりに補強用の板を接着。これも例によって角を落とす。写真を撮り忘れたけど、上述の2枚目の写真と同じ要領で固定。

その後、表板を固定。これも写真を撮り忘れたけど、裏板を接着した時と同じ要領っス。