楽器チックなスピーカーを作ってみる その1

今回は持ち運び用のベースアンプの為のスピーカーを作る。
以下が作る際のアイデア。

・大きめのリュックとかのカバンに入るサイズでできる限り軽く。

・楽器の一部として鳴ってくれるモノが欲しかったので、コントラバスと同じような内部構造を試してみた。つまり、バスバーと魂柱があって躯体そのものの振動も音の味付けに利用する、と。いわゆる一般的なやつみたいにスピーカー以外の振動を押えるっていうのとは逆の発想。これは以前から一度試してみたかったんだ〜。

・見た目も新しいエレクトリック コントラバスと一緒に並べて馴染むモノ。イメージとしては倉庫から発見された年代物な雰囲気が漂う大雑把な作りのスピーカー。

・材料はその辺に転がってる余ってるモノを使う。


まずは表板を作る。取り敢えずサイズに切り出したベニヤ板にスピーカーの穴をあける。この時使うノコは写真の通りのタイプのものだけど、刃と刃を支えてる背面部分の角度が自由に変えられるタイプだと便利。


ベニヤの厚みは6ミリ。振動させる事と強度を考えた場合、厚すぎず薄すぎず丁度良いかと思われる。実際には単にストックであっただけだけど…。薄すぎたらグラスファイバーかなんかで補強すればいいか…程度のノリっすね。


軽量可の為に厚みのある材木を使わない。その為、枠になる棒を板の周囲に接着して厚みをつくって壁面部分を作る。写真は枠材の材木と壁面材のベニヤを接着して圧力をかけてる所。2枚重ねて一緒にクランプしてる。


で、出来た壁面を裏板に接着。写真では写ってないけど、この状態の下面からクランプの代わりに直接ネジで打って圧力かける&固定。